晴れた日には『異邦人』を読もう アルベール・カミュと「やさしい無関心」 [ 東浦弘樹 ]

アルベール・カミュと「やさしい無関心」 東浦弘樹 世界思想社ハレタ ヒ ニワ イホウジン オ ヨモウ トウウラ,ヒロキ 発行年月:2010年09月 ページ数:213p サイズ:単行本 ISBN:9784790714897 東浦弘樹(トウウラヒロキ) 1959年、兵庫県生まれ。

京都大学文学部フランス文学科卒業。

関西学院大学文学研究科(フランス語フランス文学専攻)博士課程在学中に、フランス政府給費留学生として渡仏、ピカルディー大学(アミアン)で、国際カミュ学会会長ジャクリーヌ・レヴィ=ヴァランシ教授に師事。

関西学院大学文学研究科単位取得満期退学。

ピカルディー・ジュール・ヴェルヌ大学文学博士。

現在、関西学院大学文学部教授(フランス文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめに 始まりはいつも晴れ?/第1章 ムルソーは異邦人か(「異邦人」とは何か/カミュの初期作品における「異邦人」の使用 ほか)/第2章 ムルソーはなぜ泣かないのか(ムルソーはなぜ母親の葬式で泣かないのか/作者のことば ほか)/第3章 ムルソーはなぜアラブ人を殺害するのか(殺人にいたる経緯/アラブ人との出会い ほか)/第4章 ムルソーは幸福か(幸福な死刑囚/最終章のもつ意味 ほか)/おわりに 思い出はいつの日も晴れ? 「僕は幸福だったし、いまもそうだ」ムルソーの最後の叫びは何を意味するのか?『異邦人』が投げかける本質的な4つの問いを中心に、カミュが作品に込めた想いをときあかす。

変えることのできないものに意味を与え、和解を可能にする文学の豊かな力が見えてくる。

本 小説・エッセイ 外国の小説

  • 商品価格:2,530円
  • レビュー件数:0件
  • レビュー平均:0

無関心 関連ツイート

ORICONは俺の嫁